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書道のオリジナル作品を購入したい方へ 文字のデザインは幅広い!漢字の書体の種類 高額書道作品は広島習字倶楽部へ

書道に使用される文字には、さまざまな種類があります。現在使われている馴染み深い文字とは違う、荘厳な書体の書道作品を見たことがある方も多いのではないでしょうか。筆を使って文字を書くという文化は約2000年前からあり、時代の変遷とともに文字の形も変化していったといわれています。書道では、時代ごとの特徴的な書体を作品に使うことも多いのです。

ここでは、書道のオリジナル作品の購入を検討する際に知っておきたい、中国で生まれた漢字の五体と日本で生まれた仮名作品の表現として四体、文字のデザインや書体の種類について詳しく解説いたします。

書道の高額オリジナル作品を購入する際の参考に~文字デザイン・書体の種類~

書道の作品

中国で生まれた漢字の五体と日本で生まれた仮名作品の表現として四体を紹介します。

漢字は、約3500年前に甲骨文字として生まれ、時間をかけて変化していきました。書道の文化は約2000年前に生まれ、書体は「篆書(てんしょ)」「隷書(れいしょ)」「草書(そうしょ)」「行書(ぎょうしょ)」「楷書(かいしょ)」といった形で変化しました。

それぞれの書体の特徴をチェックしてみましょう。

篆書

篆書は書道で用いられる最も古い書体で、篆文とも呼ばれます。中国の秦の時代に生まれたといわれる篆書は、神聖な書体とされてきました。

文字の大きさがほぼ均等でバランスが整っており、少し縦長の四角形に収まるような形をしているのが篆書の特徴です。とはいえ角張った印象はなく、曲線を主体とした独特のデザインになっています。

篆書は複雑な形をしているため書きづらく、時代とともに隷書の形に変化していきました。篆書は現在では書道のオリジナル作品のほか、印章などに用いられることがあります。

隷書(れいしょ)

篆書から発展して生まれたとされる隷書は、八分隷と呼ばれることもあります。篆書に比べてかなり読み書きがしやすくなった隷書は、漢の時代に盛んに使われていたようです。

隷書の特徴は、波磔(はたく)と呼ばれる波打つような左右の払いです。また、隷書は篆書とは違い、やや横長に伸びたようなデザインになっています。現在でも高額紙幣の文字や新聞の題字などに使われることがあります。

草書(そうしょ)

草書は、隷書から発展した流れるような書体のことです。隷書を早書きする人が増えた過程で生まれたとされる草書は、簡略化されたくずし字になっています。

文字の形がかなり省略されているため、その省略形を覚えなければ草書の読み書きはできません。草書をマスターするためには、専門的な知識や書道の高い腕前が必要となるため、草書の作品の中にはかなり高額なものもあります。

行書(ぎょうしょ)

行書は、草書と同じように文字と文字をつなげるような続け書きになります。くずし字ではあるものの、草書に比べるとかなり整った読みやすい書体です。

楷書(かいしょ)

楷書は、現在使われている文字に最も近い、馴染み深いデザインの書体です。楷書は3世紀ごろから次第に使われるようになり、7世紀頃にきちんとした形が完成したといわれています。

楷書は一画ごとに筆を離し、止め・はねを意識してかっちりとした形で書くため、読みやすいのが特徴です。日本でも書類を書くときや試験を受けるときに、「楷書で記入してください」と指示された経験があると思います。

書道のオリジナル作品の雰囲気は、書体によって大きく変わるものです。広島習字倶楽部では、さまざまな書体のオリジナル作品を販売しております。書道作品に興味のある方、書道のオリジナル作品を購入したい方はぜひ検討してみてください。

日本で生まれた仮名作品の表現として以下四体を紹介します。

大字仮名

渇筆が非常に大切となります。ビギナー向けの方ですと弾力があり、鼬毛が扱いやすいとされます。潤筆時の魅力も感じていただきたいものです。

中字仮名

中くらいの大きさというのはなかなか難しく、半紙や半懐紙に短歌でこの字体が良く使われることが特徴です。

小字仮名(細字仮名)

かなの中でも歴史的にみて、小字(細字)で冊子本や巻子に使われることが多いです。「月に思いを寄せて」額作品のように表現することもできます。「芭蕉の冬の歌」では色紙に細字仮名で松尾芭蕉の俳句の中から選び、一首書いたものがございます。

漢字かな調和体

潤渇から運筆の規則が重要です。漢字は強くそして大きく、仮名についてはやさしくそして小さく、ぞれぞれの特徴をバランスよく調和させ、いかに線質を表現し、仮名と漢字がうまくまとめることが大切です。作品「自然と共に生きる」などでも使用しております。

書道の書体の違いを知って好みの作品を購入しよう

書道の作品と花

書道のオリジナル作品にはさまざまな書体が使われています。書体が違うだけで、書道作品の印象も大きく変わります。

荘厳で重厚感のある篆書や隷書、柔らかで躍動感のある行書や草書、読みやすくすっきりとした楷書など、さまざまな書体の商品からお気に入りのものを見つけて購入してみましょう。

広島習字倶楽部では、書道のオリジナル作品を多数取り扱っております。高額なものだけでなく、購入しやすいリーズナブルな価格のものもございます。書道作品の購入を検討されている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

広島習字倶楽部が販売している書道の作品について

書道のオリジナル作品を購入するなら広島習字倶楽部へ

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