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一、
今習字を学ぶメリットとは
こどもに習い事を始めさせるときに、「わが子には何が向いているのか」、「どれを習わせたらいいのか」、これらは親御さんが必ず通る部分だと思います。実際に様々な種類があるのでなかなか答えが出ない場合も多いですよね。
親としては、大きくなってもわが子にとって役に立つものを習わせてあげたいのが本音かと思います。
ここでは、その中でも「習字」を習い事としての候補にあげるべき理由と実際に活用できる内容についてお伝えします。 -
二、
習字を学ぶメリット
習字を「習い事」として学ぶメリットは「字が綺麗になる」、こと以外にどんなことがあるのかをご紹介します。 -
三、
正しい姿勢が身につく
現代は、スマホやゲームが普及してきて猫背の人が多くなっています。
子供には「ゴールデンエイジ」とよばれる身体能力や運動能力が発達する時期があります。
この時期に神経系発達もおこなわれるのでその期間に正しい姿勢を覚える必要があります。 子供のうちに正しい動作や姿勢を身に付けないと大人になってから直すことは難しくなります。
習字をしている間は「筆を持つ角度」「手の位置」「机と体の距離」などを意識して正しい姿勢で字を書いていきます。正しい姿勢が身につくと日々の生活でも正しい姿勢で過ごすことができます。 -
四、
考える力がつく
習字をすることによって考える力がつき、学力の向上につながります。
習字で文字を書く際に、全体のバランスを考え、綺麗に見えるように書いていきます。
その際、「一文字目の書き出しはどこからした方が良いのか」「横棒や縦棒の長さはどれくらいがいいか」「ハネの位置はどこに合わせたら良いのか」ということを考えなければなりません。一文字を書くにあたって、色々と考えながら進めていいくので自ずと考える力が養われていきます。 -
五、
集中力が養われる
習字は書きはじめから書き終えるまでの一筆に集中する必要があります。
はじめは、四角のマスを使って習字練習をします。マスの中に収まるようとめ、はね、はらい、を考えながらお手本と同じように書けるよう集中しなければなりません。
それが「1文字」から「単語」へ、そして「文章」へとレベルアップしていくと少しずつ集中力を伸ばしていくことができるのです。 -
六、
おとなになっても役立つ
最近はパソコンやスマホ、タブレットの普及で授業中も文字を書く機会が昔より減ったかと思いますが、「字を書く」ということ自体は一生ついて回ります。
特におとなになってからは氏名や住所などを書く機会が増えます。
他にも履歴書の記入や、冠婚葬祭での記帳などいろんな場面で字を書くタイミングはどの時代でも変わりません。
公の場で書く字が綺麗だと他人から見ても気品があるように思われます。
このように習字を学ぶことによってたくさんのメリットがあります。
字は一生ついてまわることですので、習い事の一環としてオススメいたします。