- カテゴリー
- アーカイブ
-
最近では、字を書くことが減ってパソコンで文章を作る際、楷書や行書、明朝など明朝などの基本的なフォントを使うことが多いですが、筆で書いたダイナミックな書体は迫力がありますよね。
大人になると、字を書くことは減っても、いざ文字を書いた時に字が立つ人は一目置かれます。
字がうまい人は、習字や書道に通うのは効果的ですが、体の動きにも違いがあるということが分かってきたのでご紹介します。
小学校の高学年で字の美しさが決まってくる
一般的に、5歳くらいでこどもは字を書くようになります。小学生になったあたりで書いた字の読みやすさや、綺麗さに分岐点が現れます。
よって、字の美しさが決まるのはほぼ小学校の高学年あたりということがわかりますね。
本人が努力して人並みに字が綺麗に書けるようになるケースもありますが、綺麗に書けるまでに至るのは難しいといえるでしょう。
正しい動作と間違った動作について
ものごとや動きの型を覚えるのには、コツがあります。さまざまな技術やわざと呼ばれるものは、「数多い反復練習」と「正しい動作」によって、自然に体が反応して速くうごけるようになります。
スポーツ上での動きなどは、理論的に考えられているわけです。しかし、スポーツ競技において同じ時期にスポーツをはじめた生徒間でも「この技が上手だ」であったり、「この技は不得意だ」ということが必ず出てきます。
それは、「正しい型」を教えてもらったときより、少し自分で工夫をしている可能性があります。やはり教えてもらったより、「少し早くラケットを振る」「少し大きく投げてみる」ということをするほうが人は楽しいと感じてしまうためです。
自己流でうまくなる可能性はもちろんありますが、とても少数です。
まずは正しいフォームや型で練習することが正しく上手になる一番の近道です。
字を書くときも正確なフォームを覚えることが重要
上記でも紹介したように、正確に無理のないようフォームを覚えることで正しくうまくなることができ、同じ動作をしていてもスピードが早くなります。字を書くときも同じ様に文字を綺麗に読みやすく書くことも、同じです。正しいフォームを覚えず速く書くことに夢中になると、悪い書き方の癖が身についてしまい、後から修正するのに時間がかかってしまいます。
小学校の低学年のうちに、丁寧で綺麗な字を書く習慣をしましょう!
小学校の低学年のうちは、授業で使う文字も少なく、書き写す時間も十分にあるので
ここでしっかりと書き方の基礎を練習することが大切です。
一文字一文字、教科書を見ながら、清書をしているつもりで書いていくと段々ときれいな字で速く書くことができるようになります。おとなになってもこの努力は財産となり、きれいで正確な字を速く書けるおとなになりますよ。
是非お子さんに字を書くときは、焦らずゆっくり書くように日頃から伝えてあげましょう。
あなたへのおすすめ
- ニュース
- コラム
- コラム