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コラム
習字と書道の違いとは!?

こんにちは!

習い事の一環として子供に書道や習字教室に通わせたいなと思っているお母様から、よくこのようなご相談をいただきます。「習字と書道ってどう違うのですか?」

習い事ならどちらのほうが良いのだろうと悩む方が多い中、習字と書道の違いを理解した上で教室に通わせる方が効果的ですよね。今回は習字と書道の違いについてお話しします。

習字とは?

読んで字の如く、字を習うことで正しい筆順でお手本通りに書けるようになることです。他の言い方では「書写」とも言います。習字の主な目的は綺麗な文字をバランス良く書けるようになることで、実際に学校の授業で取り入れているのも習字の一種にあたります。習字は筆を使うものだけをいうのではなく、鉛筆や筆ペン、ペンといった筆以外の筆記用具を使ったものでも習字といえるのです。

大人になってからでも字を綺麗に書くことが求められる場面は意外にも多いです。ご祝儀や熨斗、履歴書など、これらの全ての場面において習字で学んだ内容を活かすことができます。

書道とは?

書道とは、芸術の分野の1つで、筆と紙を通して自らの思いや、伝えたいことを表現することを目的としています。さらに、文字自体の美しさを表現する目的もあります。筆順や筆の持ち方はもちろん基礎とした上で筆を使って個性を表現する技術を学ぶことができます。まさに書の道といえるものですね。日常生活で書道が活かされる場面はというと、特にはありません。なぜかというと、書道は芸術性を追求していくものなので、綺麗に書くということを目指すものでは無いのです。人の心に響くような作品を作ることができたら書道が役立っているといえるのかもしれませんね。

書道と習字の違いは?

書道と習字は、似て非なるものです。

2つの大きな違いというのは「目的」部分です。

上記でも示したように習字では「文字を正しく美しく書くこと」を目的としています。

それに対して、書道では習字や書写を基本として、「文字の美しさを自身の個性で表現すること」が目的です。

同じ字を書くということではあるのですが、目的が大きく違いますね。

つまり、書道を始めてみたい方もまずは美しい文字を書くことができなければ、芸術的な文字を作ることが難しいということになります。習字の基礎ありきでできることなので、是非ひろしま習字倶楽部で字をきれいに書くことから始めましょう。


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